本剪定終了
ようやく今日で本剪定が終了しています。
日々があまりにも平和にすぎさるので逆に戸惑っています。
このままブドウづくりに精進していけば他に何も要らない感じになってきています。
しかしそれでも畑の広さは一人前とはいえず、実家暮らしであることにかわりはありません。
婚活していますが、なかなか上手くいかず停滞ムードです。
引き寄せの法則とかを学んでいるので、考えていることが起きてくるのが少しずつ分かって来ましたが、まだまだ引き寄せるスピードが遅いせいか、もどかしい日々が続いています。
人は全て満たされたら何を求めるのでしょうか?
僕は禅寺にいた事があって、結局厳しさに耐えられず禅寺から逃げだしました。
思い返すと僕は自分の無能さをなんとかしたくて禅寺に入ったのですが、禅寺にいると自分の無能さがますます浮き彫りになって悩みを深めることになりました。
今でも他人からみたらつまらない壁に悩み苦しんでいるのかもしれないですが、悩みを手放すコツのようなものを少しつかんだような気がしています。
禅寺に来る他の人達は僕なんかよりずっとできた人達で、でも和尚様にとっては皆悩める愚か者のように感じられたようで、皆喝をいれられてました。
あの禅寺にいた時のように同じように悩まなくてはならないのは、修行が足りなかったっていうことです。
違うことがあるとしたら、あの頃は悩みに沈んで訳もわからず衝動で生きていたけれど、今はそうでも無くなったということです。
自分で光を見出だせるようになったという事でしょう。
対して違わないけど、大きなちがいです。
これからもまた、苦難も喜びも大きく有るでしょうが、
淡々と過ごしていけると思います。
安心立命を得た、ということです。
この幸運に感謝して、願いを叶えるスピードをどんどんあげて行こうと思います。
孤独
今日はひとりで本剪定を黙々と行いました。
ベリーAの剪定は終了しピオーネの剪定に入っています。とはいえ午前午後計五時間程度の働きです。
自営農は働くのも休むのも自分の裁量で決められます。
そういうふうな働き方目指していたので、いつの間にか夢がかなったといえます。
しかしまだまだ自分を変えていこうとしています。
農業というのは、人類の生きる根幹となる産業でありながら、その重要性は普段はあまりかたられる事がありません。農家同士で作物を上手に作るノウハウも一部でしか共有されないのが現状です。
しかし、日本の農業をとりまく環境は確実に変化しています。一人の農家として日本農業をもりたてていきたいのです。
今、自分の規模でブドウを生産しても自分とその家族を養うくらいにしかなりません。
それでは農村に人が集まるはずがありません。
繁栄する産業としての農業を興せないかと思います。求めていれば、道は開ける。
これまでの経験で分かって来ました。
だからこそ、なにを求めるかが大変重要になって来ます。
変ずれば通ずる皆の幸せを求めて明日も畑に向かいます。
休息
今日は1日中オフでした。
新聞の集金には行きましたが、結局オフです。
やっとこさ心理的に自分を休ませる事を許せるようになるような気がしています。
大して働く訳ではないですけれども、大学卒業させてもらって工場で働いている間、
休む事に罪悪感を抱いていました。結局有給もとらずに会社を辞めています。自営農はやはり自由なんだと思います。そのぶん社会的責任も多いのかもしれませんが、結局自分が望んでその境遇を選んだのだから、一切文句は言えませんし、むしろどんなことに出会ったとしてもそれを楽しむくらいの心の強さをもたないといけないと思っています。
僕の小学生の頃の夢は、大会社の社長になることだと書いたのを覚えています。
年齢を重ねるにつけその夢を忘れそうになりますが、無意識は覚えていたのか、けっきょく松下幸之助さんの本をたくさん読んだりとしています。そしてそれに比べると職種違うし規模も小さいですが、一応自分で経営して自分の道をきりひらかなくてはならないようになりました。
思いとは、実現するのに時間がかかるかもしれませんが、強く持ち続けていれば、かならず通じるものだと思います。
今日1日休めたのも、やはり自分の恵まれた境遇、
それは周りの人のお陰です。ものすごい尊いエネルギーをもらって、明日からまた全快で世のため人のために働いて行こうと思います。
皆さんどうかお元気で。
ブドウ農家の日常
はじめまして
ブドウ農家としてやっとこさスタートした34才男です。これから日々日常であったことをブログで書いていきたいと思います。
ブドウ農家といっても興味あるのはむしろ心理学とか経営で、読む本もそちら系が多いです。
今日はブドウ農家になる前に研修受けてた農園の手伝いでブドウの大苗(樹齢2年まで育てた苗)を配るのを手伝っていました。
今は図書館にいます。
明日は資材の注文数を確定させ、本剪定をさらにすすめていこうと思います。
まだブドウ農家として自営でやっていくことになって1ヶ月も経ってないので、慣れない事が多く、忘れ物ばかりしています。軽トラすらやっと今月19日から使うことになります。
農地は自前ではなく、借りた園地です。自前でブドウ農家をはじめようとすれば、まず数年は借金漬けです。ブドウには枝を這わせる棚が必要です。また雨が少ない地域は灌水施設も必要です。
そういった施設がついた農地を貸してもらってます。恵まれた状況にあるとはいえ、自分でよそ様に出せる程のブドウを生産しなければ、すぐに食べていけなくなります。
就農一年目、心してかからなくてはなりません。
毎日ブログ更新できるほどの余裕を常にもってやっていけるよう、毎日努めていきたいと思います。